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EC物流の急成長に対応するため新物流センターを企画したいが、どのように進めればよいか分からない場合の方法論についてご紹介します。
プロジェクトチームの立ち上げ
新物流センターの運営には様々な人材が必要であり、その企画にあたっては関係グループの代表者による「プロジェクトチームを立ち上げ」、新物流センター運営の中核人財として育成します。
この場合、プロジェクトチームをスムーズに運営するために、外部専門家をアドバイザーとして加えることをお勧めします。
物流センターの情報共有
物流センターは多くのサブシステムで構成されるため、新物流センターの企画にあたっては、プロジェクトメンバーの基礎知識として「物流センターの役割・タイプ・構造・作業等を共有」し、業界団体等の情報収集に努めます。
新物流センターのシステム計画の進め方
物流センター内は多くの作業と物流の集合体で構成されため、全要素の全体最適化を目指し、「新物流センターのシステム計画」は以下の手順で進めます。
なお、BCP(事業継続計画)およびSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みは必須とします。
① 新物流センターの位置づけの明確化
② 目的・方針の明確化
③ 目標・条件の設定
④ 現状調査(物流センターが存在する場合)
⑤ 新物流センターの基本計画と評価
⑥ 実施計画への移行準備
山根技術士事務所代表の山根幹大です
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新物流センターの企画にあたっては、企業内外の環境および物流条件が多種多様であるため、個々の用途に最適なシステムを創り出さなければなりません。
また、新物流センター構築の基本的なステップは、概ね「企画段階⇨計画段階⇨実行段階」と考えられますが、最初の企画段階は、荷主と物流事業者が中心となってロジスティクスコンセプトを確立し、実施の方向を決定する最も重要なステップであり、将来を見据えた戦略的なアプローチをお勧めします。